2024年共通テスト

文系受験者の方が多い受験の年だった。共通テストによる出願は例年A判定でも不合格になったりしていたが今年はC判定でも合格をもらえる年だった。大学が推薦と共通テスト合格者数をさらに増やした感が強い。

決めるべきことを先延ばしする国なのに、道路を掘ったり埋めたりしょっちゅうしている。家を建てたり潰したりのサイクルもとても早い。同じように教育改革が導入される。共通テストで活躍していた太郎君、花子さんも実に短命だった。

1Aの情報テスト化が進み、データを読み取るのに時間のかかる疲れるテストだった。1Aのバラバラ感が辛い。一方2Bは関数、グラフを扱うとき意味を考えながら式変形していますかと問う良い問題が並んだ。共通テストでも数学ってもっとのんびりやって良いのではないかと思う。せっかく情報が導入されるのだから役割分担をはっきりさせて、1Aの離散的な部分にも流れが発生してくれると良いなと思う2024年の共通テストだった。

写真は先日旅行した名古屋の日間賀島です。