能登半島を一周した。金田一ミステリーツアー和倉温泉編参加以来何十年ぶりかの半島だ。緑がモクモクフサフサと溢れた半島をバスが進んでいくと急に視界が大きく開けて海辺に出る。太陽光がキラキラ反射した大海原だ。たっぷりの緑とたっぷりの水が日本の1番のお宝なのだ。
しかも能登地方は手抜きのない建造物に溢れていてとても綺麗な市街地も多い。
すっかり満足して再訪を誓い金沢駅に戻ると駅ビル主催のクイズのパンフレットを見つけてしまった。6個の謎を解いて、手がかりを教えてくれる場所を知る。そこへ行って集めてきた色を習えて絵の題名を当てるというものだ。
金田一ミステリーツアーの時は市役所の手の込んだミイラの死体が安置されていたっけ。町を上げて子供たちのイベントを全力で応援する。キーワードの色をみに行く時間はなかったが幾重にもヒントが張り巡らされていて帰りの新幹線でも謎解きは続いた。最後まで大人も楽しめた金沢だった。
元生徒からメールをもらいました。能登最果てには「何もない」があったのではないでしょうか。何もない代わりに「能登は優しさや人までも」という言葉があります。