2022年末

あっちこっちと遠出のできた年だった。利尻、礼文島であつもり草やたくさんの高山植物をみた。阿蘇山麓では、長閑な牛の放牧や真っ赤な地獄谷温泉を見た。それらが記憶の中に落とし込まれて年末の今ひとつの映像になって時々視界をよぎる。

海に突き出た岬を覆う草木が強風にざわめいていたこと丘陵を覆う草々が風で大きくうねっていたことワザリングハイツなのである。

何をどれだけ見ても人は好きな情景を一つにまとめて繰り返し記憶に残していくんだなとおかしくなる。

エヴァンゲリオン最終話に何回か登場した雨のシーンも雨粒、粒子、すべてを閉じ込めていく手法であると自己流に解釈してる。

受験問題をたくさん解いている年末はどこにも行けず、じっとしているが解放の中に

鮮明な景色や音が聞こえてこれもまた楽しい。好きなものにまとめ上げていく努力は自然に続いていくものだ。何をやっていても問題の解法に落とし込んでいく日々です。共通テストまであと2週間力量を裏切らない共通テストであって欲しいと祈っています。