共通テスト数1Aの激震で始まった。一般入試がほぼ終わりそうだ。思考力をみたいと言っていた1Aだけど思考力って何ですか?太郎くん花子さんの唐突な問いかけについていけるのかどうかが思考力なのか。教育改革の言葉に捉われすぎてつぎはぎだらけのバランスを欠いた問題が出題された。70分で解けるはずがない。
この点数の低さを受けて一般の私大入試も高倍率になった。しかも統合型(AO,公募)学校型(指定校、フィット)と様々な推薦入試があり枠はすでに十分に埋まっている大変な年になったと絶句した。
一般入試問題を見るとさらに驚いた。早慶両大学とも理工学部の数学は素直な問題が並び易化、文系数学はそれこそ思考力も博学もここまで要求するのかと難化の勢いがとまらない。受けてみないとわからない難易の差の大きさに驚く。受験も見通しよく信念を持ってやってくれないと若い力を無駄にしてしまうと強く感じた2022年の入試でした。