「作問上手です」ラストセンターIAを解き終わって出た言葉です。(国立)入試の記述試験の採点枚数を減らす目的で1次と2次に分かれた共通1次がセンター試験の母体でした。
ところが私立大学が合否に使うようになると差をつけることが主目的になり高得点を出しにくくなった。受験業界は過去問を調べ抜いて解法の早道近道を探し最小の努力で最大の効果をうたいます。作問集団は問題を難しくしたり計算の分量を増やしたりと差をつけようとする。ラストセンターは難化でくるのか分量でくるのかと思っていましたがかなりメッセージ性のある問題でした。
「原理原則をきちんと考えて日常から正当な努力をしてください。そして揺らぐことのないい力をつけましょう」でした。データ数個の日常にそぐわない感があったデータの分析も47都道府県で与えられていてこの方が自然だと楽しく解きました。とても良いラストセンターでした。