石をけって歩く。微小な変化を重ねていく、途中の石は含有物、形状が気が遠くなるほど多様です。五月の連休、小雨の中を最高のヒスイ探し日和と言われながら糸魚川の海岸で石を探します。
ヒスイは比重が重く水に濡れると光る。硬いから角が残っている特徴があるそうです。
探した石をフォッサマグナミュージアムに持ち込むと1人5個の石を鑑定してもらえます。専門家の説明は億単位の年代が淡々と語られ、火山からの石=火成岩、海底からの石=堆積岩、地下深くからの石=変成岩とに類別されて行きます。もちろん世界一の石の産地糸魚川の石ですから類別の枝分かれは細かくなされて行きます。
フォッサマグナ=日本列島の東西に分かつ大地溝の南端で日々石蹴りをして育った私が今北端で石を探し、石の分類に聞き入っている。
流石にヒスイは探せず勉強の友、文鎮として活躍しそうな形の良い流紋岩とチャートとキツネ石などを拾ってきました。生徒の数より多い文鎮と言われてしまいました。