学生と大人による最高の橋対決〜「凄スゴワザ天才学生VS匠軍団」〜をTVで見ました。
500グラムの木材で制作した木橋が1トンの重さに耐えられるかを学生と匠が競うという
内容です。プロの木材やさん達は大きなアーチを切ったなかなかモダンな扇形の橋で900キロの
重さに耐えました。すごい。一方、米子高専の学生達は直線のみの八の字型の橋で1400キロの重さを
クリアーしたのです。普通に見えるボンドで接着された500グラムの木材です。それで1400キロの
重さに耐える。うん、すごすぎる。
信じられない光景でした。「いいものを見せてもらいました。」匠軍団が学生達にかけた言葉です。
今日本の大学入試制度が大きく変わろうとしています。「世界に通用する人材を育てる。」
一聞するとひるまず競合する集団を育てたい。語学や他との交流に強い子向きの制度のようです。
でも、今ある場所でじっとして、知識とスキルを磨き、物つくりの分野で世界に通用する人材に育っていく子達がいるのですね。個性を大切にしたい。物つくり日本の未来は明るいと感じました。