ガロア誕生200年なのか新課程で複素数が戻ってくるからか今年の入試はド・モアブルの定理の出題が目立ちました。
統計の学習は中学高校ですでに必修として始まっています。手計算をして出した結果が、データを俯瞰して感じる像と合致していることを体感する学習です。他分野で数学を身近に感じるためにはどんな方法があるのだろうか?
その一つの方法として何分野かを網羅する例を作り、それを一般化する。理解したらそこからまた異なる例を作る。良質の例が自然に繋がり全体像が見えてくる。そんな例題を集めたいな、と考えています。
すべてのことは例に始まり例に終わる(礼に始まり礼に終わる)、と初代管理人(向 保彦)が良く言った言葉です。色々遠回りもしましたがいつも身近に数学はありました。良き例を求めてこれからも数学を頑張っていきたいと思います。
(向 光子)