09日 10月 2011
葉山の海
一年ぶりに、秋の葉山の海岸を歩いてみる。透明な海水の中は太陽光線が乱反射して砂の一粒一粒をきらきらと輝かせている。あそこまで歩くと砂浜が終わり岩海岸になる。大昔溶岩はあそこでは急激に冷却されたのだろうか。それともここが長い年月をかけて岩が砂浜になったのか。海岸線の変化は唐突に現れる。福島相馬海岸の砂は鉄分が大量に含まれて真っ黒でした。磁石に面白いように鉄分が付いてきます。犬吠崎の砂は高波のせいでしょうか、半分以上原型を残した貝殻です。魔のトライアングルバミューダ海峡の砂は桜貝のみのピンクです。一口に砂といってもとても多様です。さて今、秋になり受検の過去問を多く解いています。一度出題された問題は出ないだろうとか、予想問題を当ててほしいとか言われます。でも予想問題が当たる必要はないと考えています。良質の問題を解いていれば、計算力も思考力もつき知識の整理もできる。問題をきちんと考えていれば、その周辺まで思考は広く拡散されていく。砂の一粒一粒の美しさと海岸線のおもしろさが同時に把握できるようになりたいと私も考えています。写真は葉山の秋の海です。
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